【質問内容】
言語学に興味があるのですが、文学部の言語学専修と、国際人間科学部グローバル文化学科の言語情報コミュニケーション系プラグラムで学べることの違いについて教えてください。どちらも言語学を学べるようですが、国際人間科学部のほうがより外国の言語に比重をおいてたりするのですか?留学のことについても聞きたいです。部局間協定校と、全学協定校への留学で何か違いはありますか?留学でかかる費用についても知りたいです。国際人間科学部にはGSPプログラムがありますが、実際に体験したことがあるならその話を聞きたいです。よろしくお願いします。
【回答】
質問ありがとうございます。国際人間科学部グローバル文化学科2回生のこすといいます。
文学部の言語学専修に関しては、そこに所属している友人に伺った内容からしかお伝えすることはできませんが、その友人は方言の研究をしており、その方言がどの地域で話されているか、その方言の音声的な特徴(イントネーションや絶妙な発音の違い)はどのようなものなのかを研究しています。このように言語学専修は「言語それ自体」を研究している印象を受けます。一方で言語情報コミュニケーション系プログラムで学べる内容は、対人関係における言葉あるいは非言語のやりとり、すなわち「コミュニケーション」に重点を置いています。ですので、「国際人間科学部の方がより外国の言語に比重を置いているのか」という問いに対する私の答えは、「文学部と国際人間学部の言語学で学べる内容には違いはありますが、どれだけ外国語に比重を置くかは自分次第」といった所になります。部局間協定は各学部・研究科単位で締結されている協定校、全学協定校は大学全体で学術交流協定を締結している協定校を指します。留学にあたり、問い合わせる部局が異なります。留学に関しては詳しくはホームページをご参照ください。留学にかかる費用ですが、協定校に関しましては交換留学になりますので、授業料が免除されます(神戸大学に授業料を収める必要はあります)。ただし、現地での生活にかかる費用がございますので、留学先の物価によって差が出るかと思われます。GSPプログラムに関しては、私はまだ体験したことがありませんので、ここに書くことができません。申し訳ありません。
迷い中さんの受験が上手くいくことを願っております。