【質問内容】
国際人間科学部発達コミュニティ学科のアートコミュニケーションプログラムと文学部の芸術学で学べることはどのように違いますか?映画やアートに興味があるのですが、学べる内容の違いがよく分からなかったので教えて欲しいです。また、調べてみたら文学部で映像を研究されていた教授が異動なさったと書いてあったのですが、異動後も文学部で映像について学べますか?質問ばかりで申し訳ないのですが、心理学にも興味があるので今まで発達コミュニティ学科を志望していたのですが、もし志望学部を変更し、文学部に行った場合でも基礎科目などで心理学は学べますか?
【回答】
れいさんこんにちは!文学部1回生のききです。ご質問ありがとうございます。
まず、国際人間科学部発達コミュニティ学科(以下発コミュ)のアートコミュニケーションプログラムと文学部の芸術学との違いについて回答していきますね。おおまかなイメージなのですが、発コミュのアートコミュニケーションプログラムは実際に芸術を創作することが中心で、文学部の芸術学の方は芸術一般の考察、分析をするのが中心と考えていただくとわかりやすいと思います。発コミュのアートコミュニケーションプログラムの授業では子供たちとダンスをしたり、神戸で行われている芸術祭で作品を発表したりと、自分たちで芸術作品を創作するのが主になります。一方で、文学部の芸術学では、芸術史を学んだり、具体的な作品を鑑賞してそれを研究したりと、芸術を受け取る側の客観的な学びが主になっています。
次に、文学部での映像の研究について答えていきますね。れいさんがおっしゃる通り、映像を中心に研究されていた先生は移動されてしまったそうです。しかし、芸術学専修の先生に尋ねたところ、他の先生も映像に関する知識がありますし、映画を専門とする大学院生の方もいますので、問題なく勉強することができるとのお返事がありました。
そして、文学部で心理学を学べるのかという質問ですが、文学部の専修には心理学専修というものがあります。そこで心理学の幅広い分野における実験を行っていますので、文学部でも心理学専修の方に進めば、心理学を学ぶことができます。
進路を決めるのは悩むことも多く、大変かもしれませんが、れいさんがご自分で納得される進路に進まれることを願っています。また質問があればいつでもお聞きください!