【質問内容】
国際人間科学部 グローバル文化学科志望の高3です。私は塾に行っておらず、周りの友達で同じ学科志望の人もいないので、現在の自分の立ち位置が分からずとても不安です。これからの勉強の計画についてアドバイスをお願いしたいです🙇♀️ 今は、共テ型模試はC判定、記述模試はD判定です。 10月中は苦手な数学の記述対策をしていました。11月からは共テ対策に入りたいのですが、現時点では数学の記述の勉強が全く終わっていません。11月からは、一旦共テ対策に専念すべきでしょうか。共テ対策をすすめながら二次の数学の勉強も並行して行うべきでしょうか。教えてください。 また、過去問を本格的に解き始めた時期も教えて頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
【回答】
motoさんこんにちは。国際人間学部グローバル文化学科のこすです。
〇立ち位置について
現時点での模試の判定は、気にしすぎないほうがいいと思います。共通テスト、二次試験本番を経験した浪人生がいますし、あなたが単に形式に慣れていないだけというのもあります。
基礎的な力がついているのであれば、良い判定がでないというのはさして問題になりません。これから慣れていけばいいだけです。
〇数学について
共通テスト対策に力を入れた方がいいと思います。私自身、共通テスト方式の数学が苦手で、最後まで苦労しました。記述式とはかなり異なる形式ですので、今のうちから慣れておく必要があると思います。
また共通テストは教科書に書いてある内容、すなわち入試数学の基礎部分を理解していれば一応解けるようになっています。ですので共通テストの問題で間違えた箇所を教科書を引くなどしながら復習すれば基礎力が付き、記述対策にもつながっていきます。
共通テストは教科書を理解していれば一応解ける、と書きましたが、ひらめきを要求する問題もありますし、なによりあの短い時間ですべて解き切るのはかなり厳しいです。今はまだ時間を測らなくてもいいと思いますが、12月ぐらいから時間を測り、「どの問題を解くと最も効率よく点を稼げるか」をテスト中に判断できるよう訓練しておきましょう。受験は「難しい問題を解けたか」でなく「どれだけ点数を稼げたか」ですから。
しかし、「今はまだ記述式は放置しててもいい」というわけにもいきません。数学の記述力は、やらなければ落ちていきます。ですので、週に2,3問ぐらいは記述問題を解くといいと思います。ここで注意点ですが、解いた問題は必ず学校の先生に添削してもらいましょう。自分一人では小さな間違いに気づけません(本番ではわずかな文言の有無で大幅な減点もありえます)。自分が書き忘れてしまった文言やケアレスミスは記録しておくとなおいいでしょう。本番での「解けたはずなのに」なんて失敗を減らせます。
〇過去問について
私は神戸大学の過去問は共通テストが終わってから解き始めました。
2日で1年分ぐらいのペースで、しっかり復習をしながら進めていきましょう。
十年分解き終わりましたら、オープン模試や実践模試の過去問に手をつけるといいでしょう。