神大 受験生応援板

「神戸大学ってどんなところなんだろう?」 「神大に入ったらどんなことができるんだろう?」 「 神大を受験したいけど今のままでいいのかな…」 そんな悩める受験生、高校生に、学生目線でアドバイスしたい。神大の魅力を伝えたい…と思い立ち上げたのが 高校生の質問に現役神大生が答える掲示板『神大受験生応援板』 我々神戸大学生協学生委員会があなたの受験を全力サポートします。

エグチ 3年生 文系 国際人間科学部 大学入学共通テスト, 試験当日

【質問内容】

私は発達コミュの総合型選抜、美術受験をうっすらと考えています。 デッサンに自信があるのと人間の発達や地域コミュニティとアートの関わりに興味があって学んでみたいからです。ですが私自信一般で神戸大学を目指すには少し足りない偏差値で、評定は4無いくらいです(泣)私なんかが目指すのは無謀だと分かっているのですが、デッサンの配点が高いし、諦めきれずにいます。しかも、ホームページやTwitter等で色々調べてみたんですけど、あまりにも情報が少なく、目指すか決めきれていない状態です、、。もう時期が迫ってるしそろそろ決め切るためにも質問したいことがあります。  ①総合型選抜受けた人は評定どのくらいありましたか?あと受賞歴ってどのくらいのレベルがいるんでしょうか、  ②第2志望は神戸大学を受けましたか。デッサンや小論文の対策と、滑り止めの一般の受験勉強と、どのように両立していましたか。  ③一般で受かる学力があるにもかかわらずデッサンという勉強に関係の無いことに時間を使ってまでリスキーな総合型選抜を選んだのは何故ですか?やはり評定や受賞歴、デッサン力に十分な自信があったからでしょうか  ④筆記対策はどうしましたか?一応美術史の本を買って読み込んでいますが、身近に美術評論が得意な人なんていないしどのように小論文対策をしていたか知りたいです。  いっぱい質問攻めにしちゃってすみません💦分かる限りでいいので教えて頂きたいです。このサイトもっと早く見つけたかったです…

 

【回答】

こんにちは、エグチさん!質問ありがとうございます!国際人間科学部1回生のつるぴです!

私は美術受験をした者ではないのですが、美術受験をした友達2人に聞いたことを参考に答えるので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

①総合型選抜受けた人は評定どのくらいありましたか?あと受賞歴ってどのくらいのレベルがいるんでしょうか

評定:評定は忘れましたが、総合型では評定は関係ありません。

評価は、

・デッサン200点(4時間、組モチーフ)

・美術に関する知識に関する記述100点(3作品程あげられるのでそれについてそれぞれ100字〜300字程)

・作成したポートフォリオ100点(作品10点以上)

この2つセットで一次選抜

・面接50点

・共通テスト7,8割程

以上の800点満点です。

(1番大変なのがポートフォリオづくりです。作品10点以上を9月の第一週目ぐらいには出さないといけません。ちなみに私はホントのホントにかつかつでした。私が提出したのはデッサン、陶芸作品、色彩、工作など色々でした。)

学力で影響が出るとすれば共通テストです!

総合選抜の合格最低点は出ていなかったので祈るばかりでしたが、2021年の一般の合格最低点はたぶん532点だったのでこれをあてにしてました。

 

受賞歴:私自身、小中いくつかコンクールで受賞したことはあっても美術部でもなかったし、画塾も行ってなかったので高校で受賞歴はありません!

 

私はこども美術大賞に応募して入選しました。受賞歴はあったらいいなぐらいだと思います。現役の時じゃないと応募できる賞レースがめっちゃ少なくなるので(二科展とか?)つらいと思います。

 

 ②第2志望は神戸大学を受けましたか。デッサンや小論文の対策と、滑り止めの一般の受験勉強と、どのように両立していましたか。

第二志望は神戸大学ではありませんでした。ちなみに総合選抜の合否が出るのが2月16日だったので、前期に申し込んだ学校は受けないで済みました。

 

小論文はありませんが、基本知識が問われる筆記があります!いくつかの美術の教科書を見漁ってください!教科書に出てる作品の美術的特徴を聞かれます(3作品または4作品)

17世紀以降の美術史を網羅すればOKです。網羅です。

 

デッサンの実技:1、2ヶ月しか画塾に通っていなかったので1ヶ月で事前に出す10作品を仕上げて残りの1ヶ月対策に専念したという人もいれば、アトリエに通い出したのが高2の冬で、そこから毎週日曜日にデッサンと作品づくりだったという人もいます。ただ、皆が勉強する時間を勉強に充てられず、つらかったということを聞きました。

補足:デッサンは木炭紙サイズ画用紙で、大きいです!練習しておくといいと思う!(私は練習用に画材屋さんに画用紙頼んでカットしてもらったよ)

 

両立について:1日6時間ほど画塾にいたと思います。勉強は実技が終わってからはみんなと同じだけ同じように勉強しました。ただ、少し共通テストに重きを置いてました。

滑り止めの対策:私立は何回か受けました。私立の勉強は共テ終わってからやりました。



③一般で受かる学力があるにもかかわらずデッサンという勉強に関係の無いことに時間を使ってまでリスキーな総合型選抜を選んだのは何故ですか?やはり評定や受賞歴、デッサン力に十分な自信があったからでしょうか 

→デッサンに自信がある人、ない人さまざまです!ただ、美術の指導を受けられる環境にあり、協力してくれる人がいて、後悔したくないという思いから、一か八かで大変なほうを選びました。どうしても発コミュに行きたかったので。

 

④筆記対策はどうしましたか?一応美術史の本を買って読み込んでいますが、身近に美術評論が得意な人なんていないしどのように小論文対策をしていたか知りたいです。

主に印象派以降の作品が出されると思います!美術史の本も読んでいましたが、やっぱり教科書に乗っていたものが出たように思います。ただ、教科書の説明では300字埋まらないので、そこを専門書で補うといいと思います!!あと、こやぎ先生というYouTubeがおすすめです。わかりやすいです。

でも美術史の勉強はスキマ時間に、ぐらいにしないとダメだと思います。もっとやらなきゃいけない事があるからです。

 

大事なのは作品をつくることと共通テストです。デッサンはぶっちゃけるとそんなに上手くなくても大丈夫だと思います。ちなみに、全然今から頑張れば画塾通いながらでも、共テ100点ちょっととかは伸ばせると思います!

8人定員で6人受けても落とされたりするので、ライバルとの勝負と言うより自分との勝負ですね!

前向きに考えれば応募人数少ないので、成績良くても落とされるということがありません!

時間がなくて大変だし、誰よりもやることが多くて大変ですが頑張ってください!応援してます!

 

かなり長い文章になってしまいました。ここまで読んでくださってありがとうございます!

お役に立てると嬉しいです!

ちなみに、つるぴは身体表現領域受験を受けました。私も受験するか迷っていた時、エグチさんと同じような感じで、自分なんかが目指すのは無謀だと思っていましたが、諦められず、決めきれないでいました。でも、受けてみないと本当に分かりません!諦められないという思いがあるのなら、せっかくのチャンスですから、後悔のないように自分を信じてぜひチャレンジしてみてください!きっと大丈夫ですよ!

心から応援しています!!